大慈父
【現代のお経とも言うべき言葉を書き残された、お坊さん(明治~大正)の文章を紹介しています】
宇宙に唯一の大慈父とはいづれに在(まし)ますや。釈尊の本地【おられる場所の】一切聖人の【が】共に褒め称えて、止(やま)ざるところの如来にて、宇宙最高の淨(きよ)きところに在(ましま)して慈悲と威神(いじん)との光明を以って一切の人類の心の闇と悩みと罪との汚(けが)れより救霊の霊力を与えたもう最尊者に在ます。
たとへば世界の一切の生物は太陽の光に依(よ)らざれば生存すること能(あた)わざる如(ごと)く、人の心霊は大慈父の慈愛の光明に由(よ)らざれば生存すること能(あた)わず。如来は心霊界の大日輪にして一切の人類を永恒(えいごう)の光明中におさめて聖(きよ)き生命に霊化し光明の裡(うち)に聖き人とし円満なる霊格としたまう大慈父にまします。
経に『如来威神光明最尊第一にして諸仏の光明及ぶこと能(あた)わざる所なり』と。また『如来は光明あまねく十方世界を照らし念仏の衆生を摂取(せっしゅ)して捨て玉(たま)はず』とあり。唯一の慈父の光明の外(ほか)に衆生の心霊を救うものあることなし。
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このお坊さんは道詠歌=昔なら和歌、現代なら短歌、をたくさん詠んでいます
十二光のひとつ 無量光(むりょうこう)
☆ 量(はか)りなき三世(みよ)の佛(ほとけ)のかずゝゞは
ただみひとりのわかれなりけり
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